はじめまして、みーたと申します。
普段は町のかかりつけ医として外来診療をしております。めぐりめぐってこのページにたどり着けたのもきっと何かの御縁です。
ゆっくりしていってくださいね。
忙しい人ほど
健康をおろそかにしてしまう
そろそろ医師になって10年が経ちます。
幸いこれまでたくさんの患者さんと出会い、色々と学ぶ機会をいただくことができました。
医療の現場では病気や治療のことだけでなく、患者さんの家族背景や金銭事情までさまざまな問題に直面します。
・まだ30代だけど糖尿病になってしまった
・40歳過ぎで大腸がんになって通院している
・薬代が高くて家計を圧迫している
など、自分が思い描いていた人生とは裏腹に自由な時間やお金を奪われてしまうこともあります。
どれだけ予防をしていても、どんなに健康に気を配っていても、残念ながら病気を防げないこともあります。
その一方で多忙がゆえに指摘された精密検査を後回しにしていたり、自分を追い込んでオーバーワークになってならなくても良かった病気になる人もいます。
ならなくても済んだはずの病気になことほど後悔することはありません。
会社のため、家族のため、自分のために頑張っている人にこそ、人生の最後の最後まで健康で走り切ってもらいたいと言う想いからブログを立ち上げました。
とはいえ医療ってなんか堅苦しい
難しい医療をわかりやすく伝えるのは医師の役目ですが、これが意外と難しい。
情報が少なすぎると理解が深まらないし、詳しく話しすぎると頭がパンクして混乱する。
そもそも医療の話自体なんだか堅苦しいと思いませんか?
医師である僕ですらそう思うんだから、みなさんもきっとそう思っていますよね(笑)
個人的には友達に話すような感じが理想的と思っています。
職業柄久々に会う友人に健康相談(家族のこと含め)を受けることがよくあります。
詳しい病状や治療は主治医の先生にしかわからないので深いアドバイスはできませんが、『これだけは確認しておくといいよ』という点を伝えてあげると喜ばれることが多い印象があります。
そういう『結局、どうしたらいいの?』という質問の答えになるような場所にしたいと思います。
忙しい人が医療に興味を持つタイミング
お金持ちの人ほど予防に力を入れているのは有名な話です。
病気になってからかかる時間・費用・苦しみを考えると、多少の時間やお金を払ってでも予防しておいた方が断然お得であることを彼らは知っています。
でもほとんどの人は症状がなければ検査を受けることはありません。
検査なんかよりも目の前のタスクに夢中になってしまっているからです。
そして唯一医療に興味を持つタイミングは『症状が出たとき』だけになります。
当たり前と言えば当たり前の話ですが、医療に携わる身からするともう少し早めに受診すれば・・・という経験はよくあります。
このブログに幸か不幸か遭遇したあなたにとって今回が予防医療に興味を持ってもらうタイミングとなることを願っています。
目指すのは スマート ✖︎ セルフ予防医療
予防医療ってものすごく重要なんですよ!と僕が道端でいくら叫んでも忙しい人が振り向いてくれるとは思いません。
それどころかヤバい人がいると指さされ、最悪警察様のお世話になるのがオチです。
自分で自分の健康を守ることがスマートでかっこいいことだと感じてもらえないと人は動かないんじゃないか。
スマートと予防医療を掛け合わせた世界を展開できるように尽力します。
全国の頑張っている人の日常に予防医療よ届け。